美術館

ルーブル美術館一部除き営業再開 カメラ老朽化で撮影できず…館長が警備体制の不備認める

封鎖された入り口の前を通る多くの人たち。
その先にあるのは、フランス・パリのルーブル美術館で起きた強盗事件の現場です。

その窃盗団の侵入経路では、意外な現象が起きていました。

ルーブル美術館で強盗事件が起きてから3日。
現地時間22日の午前9時から、一部を除き営業が再開しました。

世界最大級の美術館として知られるルーブル美術館。
館内には、世界で最も有名な絵画の1つ「モナリザ」や「ミロのビーナス」の大理石像など、多くの美術品が展示されています。

強盗事件が起きたのは、19日の午前9時半ごろ、美術館が開館した直後のことでした。

4人の強盗団が押し入り、わずか数分で皇帝ナポレオンにまつわる宝石など8800万ユーロ、日本円で約155億円に上る宝飾品が被害に遭ったのです。

宝飾品が強奪された「アポロンの間」は、現在も立ち入りが禁止。
その他のエリアは通常どおり公開されているということです。

一方、今回の強盗事件を受け、美術館のデカール館長が22日、議会の公聴会に出席。
警備体制の不備などについて初めて公の場で認めました。

ルーブル美術館 ローランス・デカール館長:
私たちの弱点は、強盗団の侵入を十分に事前に察知できなかったことだ。

強盗団が侵入した窓を撮影するカメラについては、老朽化のため撮影できていなかったと明らかにしました。

その窓の周辺では、意外な現象が起きていました。
窃盗団が侵入した窓をひと目見ようと多くの人が訪れ、カメラに収めていました。

捜査当局は逃げた窃盗団の行方を追っています。

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