2025年8月6日に行われました、「mononoke・made」ブランド発足記念展覧会場にて行われた鼎談です。
20世紀美術を根底から変えたマルセル・デュシャンについて、「READYMADE」「©SAINT M××××××」のARTディレクター細川雄太さん、京都市京セラ美術館の高橋信也さんとともに語り合う鼎談企画です!
現代美術を語る上で、マルセル・デュシャンという存在は避けて通れません。
1917年の《泉》をはじめとするレディメイド作品は、単なる挑発ではなく「芸術とは何か?」という根源的な問いを世界に突きつけ、美術史の流れを完全に変えました。
今回の動画では、ファッションの現場のARTディレクターの細川雄太さん、京都市京セラ美術館の高橋信也さんという、異なる視点を持つお二人とともに、この“美術を変えた男”デュシャンについて語り合っています。
デザインや美術館運営の現場から見たデュシャン像、そして私自身が作家として感じてきた彼の影響。三者三様の立場が交わることで、デュシャンの革新性や現代における意味がより立体的に浮かび上がってくるはずです。
そして,この辺の全てを作品にしたのが、
JP THE WAVYさんとのコラボユニット
MNNK Broの楽曲
「ローズ・セラヴィ さりながら、死ぬのはいつも他人なりMNNK MADE」
で、ありました。
MVの中での衣装は、細川雄太さんとのコラボブランド、
「mononoke・made」です。
是非,ご覧ください。
美術に詳しい方も、まだあまり知らない方も、一緒に考えながら楽しんでいただければと思います。ぜひご覧ください。
ちなみに「mononoke・made」とは。
長くなりますけれども、プレスリリースを転載させてもらいますね。
↓
mononoke・madeは、構想から約2年の歳月を費やして創り上げられました。
両者の関係は2018年、細川が村上のアートワークを用いた服を制作したことをきっかけに始まりました。
以降、クリエイターとしての互いへの尊敬とともに対話を重ね、2021年には村上がアーティストとして招聘する形で細川がKaikai Kiki Galleryにて初個展「-YES-」を開催。
再度、細川が村上のアートを服に落とし込むことでファッションとアートが融合する新ブランド「mononoke・made」が誕生しました。
本プロジェクトでは、村上のアートをモチーフに細川がディティールにまでこだわり抜いた圧巻のアパレルやアクセサリーを展開。
Tシャツやフーディーといった日常使いできるアイテムから、ベルト、ウォレットチェーンといったアクセサリーまで、多彩なラインナップを取り揃えております。
また、6月26日には本プロジェクトをテーマにした楽曲「ローズ・セラヴィ さりながら、死ぬのはいつも他人なりMNNK MADE」[MNNK Bro. (Takashi Murakami & JP THE WAVY) ]がリリースされ、村上風ルックのランウェイショーのMVのコンセプトは細川の発案により、MV内の衣装はすべて今回のコレクションが使用されています。
▼村上隆Instagram
https://www.instagram.com/takashipom
▼村上隆X
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▼カイカイキキ総合ホームページ
https://www.kaikaikiki.com
▼目次
0:00 オープニング
2:47 今回の番組を撮る理由
4:12 デュシャンについて
9:42 細川さんとデュシャン
11:46 レディメイド
15:07 デュシャンの作品
17:45 デュシャンという存在
19:50 アートの本質
22:40 デュシャンの影響
26:42 コレクションについて
28:10 アートと資本主義
33:10 最後に
#村上隆 #カイカイキキ