教育

「不登校になる大半の責任は親にある」という発言が問題視されていますが、不登校になる原因や責任の多くはどこにあると思いますか?

とりあえず「不登校になる大半の責任は親にある」発言のソース記事をどうぞ

引用元:関西テレビNEWS

17日、フリースクールの存在を認めた文科省に対して批判する発言をした滋賀・東近江市の小椋正清市長。「不登校になる大半の責任は親にある」との発言もあり波紋を呼んだ。市長は27日、フリースクールの関係者などに謝罪したが、“制度の問題点を指摘しただけ”だとして、自身の発言自体の撤回は否定した。

小椋市長は17日に、「文科省がフリースクールの存在を認めてしまったことに、がく然としている。良かれと思ってやることが、国家の根幹を崩すことになりかねない位の危機感を持っている」と発言。さらに、「不登校になる大半の責任は親にある」との発言もあった。

そして、18日には「親の責任は大きいですよ。それは私の感覚的なもの」と述べた。

引用元:FNNプライムオンライン 「不登校になる大半の責任は親に」→「謝罪する必要ある?」 市長は後日謝罪も…「発言は撤回しない」 滋賀・東近江

不登校になる原因や責任の多くはどこにあると思いますか?

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以下はチャットGPTとのやりとりです。

「不登校になる大半の責任は親にある」という発言は一概には言えない複雑な問題を簡略化するものです。不登校の原因は多岐にわたり、その背後には個別の環境、心理、社会的な要因が絡み合っています。

以下は、不登校の原因として指摘される一部の要因です:

  1. 学校の環境や人間関係:いじめや友人関係のトラブル、教師との関係、学校のカリキュラムや評価制度への適応困難などがある。
  2. 心理的・精神的な問題:うつ病、不安障害、自閉症スペクトラム症、ADHDなどの精神的な健康問題が原因で不登校になることもある。
  3. 家庭環境:家庭内のストレス、親の離婚や死亡、経済的な困難、親の態度や育児方針の問題などが影響を与えることもある。
  4. 個人の性格や適応能力:一般的な社会への適応困難、学びの方法やペースが学校制度と合わないなどの要因も考えられる。
  5. 社会的・文化的な要因:社会的な価値観や期待、教育制度の問題、不登校を取り巻く社会的なスティグマや認識なども影響を及ぼす場合がある。

不登校の原因は個々のケースで異なり、単一の要因だけで説明することはできません。また、責任をどこか一つの要因や団体、人物に求めることは簡単ですが、そのような簡略化は問題の解決に繋がらないことが多いです。不登校の子どもたちやその家族をサポートするためには、総合的で柔軟な対応や理解が必要とされます。

くあちゃん

そうだよね。個々のケースによって原因は違ったり、複数の原因が複雑に絡み合ったりしているわけだから、「大半は親に」とするなら、その根拠がほしいよね。

不登校の原因として一番多いのは何ですか?

不登校の原因として「一番多い」と指摘される要因は、国や地域、時代によって変わることがあるので、一概に答えることは難しいです。ただし、これまでの研究やデータに基づくと、以下の要因が特に多くのケースで関与していることが指摘されています。

  1. 人間関係の問題:これには「いじめ」が最もよく知られていますが、それだけでなく、友人関係のトラブル、恋愛の悩み、教師やクラスメートとの関係の摩擦などが含まれます。
  2. 学習の問題:学業の遅れや理解できないことによるストレス、テストのプレッシャー、勉強のモチベーションの喪失などが考えられます。
  3. 精神的・心理的な要因:うつ病や不安障害、その他の精神的健康の問題が背景にあることも多いです。特に思春期には自己のアイデンティティや存在価値についての深い考察や悩みが増え、それが不登校の要因となることもある。
  4. 家庭の環境:家庭内での問題や親子関係のトラブル、経済的困難など、家庭の状況が学校に行くことを困難にすることもあります。
  5. 健康的な問題:身体的な健康の問題や疾患により、学校に通うのが難しくなることもある。

これらの要因は、単独で存在することもあれば、複数の要因が組み合わさって不登校の原因となることもあります。また、子どもや青少年の内面的な感受性や考え方、環境によっても影響されます。

統計データや研究結果に基づく詳しい情報を知りたい場合は、特定の国や地域、期間における公式なレポートや文献を参照することをおすすめします。

くあちゃん

じゃあ「特定の国や地域、期間における公式なレポートや文献」について調べておくね。

文部科学省が出している「令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要」

不登校児童生徒の個々の状況
  1. 「最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけ」(複数回答)は「先生のこと」(小学生30%、中学生28%)、「身体の不調」(小学生27%、中学生33%)、「生活リズムの乱れ」(小学生26%、中学生26%)、「友達のこと」(小学生25%、中学生26%)など、特定のきっかけに偏らず、そのきっかけは多岐にわたる結果となった。
  2. 「学校を休んでいる間の気持ち」(複数回答)は、「ほっとした・楽な気持ちだった」(小学生70%、中学生69%)、「自由な時間が増えてうれしかった」(小学生66%、中学生66%)が一定の割合を占めた一方で、「勉強の遅れに対する不安があった」(小学生64%、中学生74%)、「進路・進学に対する不安があった」(小学生47%、中学生69%)「学校の同級生がどう思っているか不安だった」(小学生64%、中学生72%)と回答した割合も高く、不登校児童生徒が抱える様々な不安が明らかとなった。また、「学校を多く休んだことに対する感想」(単一回答)は、「もっと登校すればよかったと思っている」(小学生25%、中学生30%)、「しかたがなかったと思う」(小学生17%、中学生15%)「登校しなかったことは自分にとってよかったと思う」(小学生13%、中学生10%)であり、欠席していた期間の意義の捉え方がそれぞれに異なることが分かった。
  3. 保護者から回答を得た「欠席時の子どもの状況」(複数回答)について、約半数に「極度に落ち込んだり悩んだりしていた」「原因がはっきりしない腹痛、頭痛、発熱などがあった」などが見られ、精神・身体面の不安定な状況がうかがえる。また、保護者による「子どもとのかかわり」(複数回答)では、約8~9割の保護者が「日常会話や外出など、子どもとの普段の接触を増やした」「子どもの気持ちを理解するよう努力した」と回答した一方で、「子どもの進路や将来について不安が大きかった」「子どもにどのように対応していいのかわからなかった」との回答も多く、保護者が抱える不安や困難が明らかとなった。

引用元:令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要

くあちゃん

うーん…。この結果だけ見ても「大半が親のせい」と公的に断言できるとは思えないけどな…。てかそもそも文科省が「特定のきっかけに偏らず、そのきっかけは多岐にわたる」って書いてるし。

不登校に対するサポートは、今後どのように拡充されるべきだと思いますか?

不登校の子供たちやその家族をサポートするためには、以下のような対応やサービスの拡充が今後も必要と考えられます:

  1. 多様な教育機会の提供:伝統的な学校教育だけでなく、オンライン教育、ホームスクーリング、コミュニティベースの学習プログラムなど、多様な学びの場を提供し、それぞれの子供や家族のニーズに応じた教育環境を選べるようにする。
  2. 専門家の増員と研修:学校カウンセラーや心理カウンセラー、社会福祉士などの専門家を増員し、不登校に関する最新の知識やスキルを継続的に研修すること。
  3. 学校との連携:学校と地域や専門機関との連携を強化し、早期の介入やサポートを実現する。学校側も不登校の子供たちを受け入れやすい環境を整える努力が必要。
  4. 親のサポート:不登校の子供を持つ親向けの相談窓口や支援グループ、研修を提供することで、親自身も適切に子供をサポートできるようにする。
  5. 社会の理解と協力:不登校に関する誤解やスティグマをなくすための啓発活動や教育を行う。社会全体で不登校の子供たちを受け入れ、支援する文化を育てる。
  6. アフターケア:学校に復帰した後も、フォローアップや必要に応じたサポートを継続的に提供する。
  7. 予防策の検討:いじめや学校内のトラブルなど、不登校の原因となる要因を早期に発見し、予防するための取り組みを強化する。
  8. 研究とデータ収集:不登校に関する研究を積極的に行い、データを収集・分析することで、効果的なサポート策を考える土台を作る。

これらの取り組みを進めるためには、政府や地方自治体、教育機関、専門家、そして地域社会全体の連携と協力が必要です。

くあちゃん

小椋正清市長は「フリースクール」に否定的みたいだけど、わたしはチャットGPTの言う通り「多様な教育機会の提供」の一つとしてフリースクールを認めていくことはアリだと思うよ。てか、学校をフリースクールに行くよりメリットを感じられるような安心して成長できる場にしてくのが、本来の目指すべき方向なんじゃないの…?子どもには教育を受ける権利があるわけだし。

フリースクールって何?

フリースクール(Free School)は、学校教育の枠組みから離れた、より自由な教育環境を提供する場所を指します。フリースクールのコンセプトは国や地域によって異なる場合がありますが、以下に一般的な特徴や考え方を示します。

  1. 非正規の教育機関:フリースクールは、正規の学校教育制度の外に位置する場合が多く、公的なカリキュラムや試験を必ずしも採用しない。
  2. 自主性と自由:生徒の自主性や自由を重視し、彼らが自らの興味やペースで学ぶことを奨励します。従って、強制的な授業や試験は少ないことが特徴。
  3. 対象者:フリースクールは、正規の学校教育に馴染めない子供たちや、特定の理由で学校に行けない子供たちを対象にすることが多い。不登校の子供たちが通う場合もある。
  4. 少人数制:クラスの規模が小さく、一人ひとりの子供に対してきめ細やかなサポートが行われることが多い。
  5. 地域との関わり:フリースクールは、地域社会との連携を大切にし、地域の人々や資源を活用して教育活動を行うことがある。
  6. 異年齢混合:異なる年齢の子供たちが一緒に学ぶことが許容され、それによって年齢を超えた交流や学びが奨励される。

フリースクールは、教育の多様性を提供する重要な場の一つとして、多くの国や地域で存在しています。その運営や方針は、設立者や運営者の哲学、地域のニーズや状況によって異なるため、具体的な内容や方法はフリースクールごとに様々です。

くあちゃん

「公的なカリキュラムや試験を必ずしも採用しない」っていうところが、公的な教育が行き届かなくなることを懸念されているのかな?だとしても、じゃあ不登校のまま何のサポートも受けられず、コミュニティから疎外され続けてるままじゃあ、子どもたちにとってデメリットでしかないと思うんだけど。やっぱり、「もっと魅力的な学校づくりします!」が正しい姿勢な気がしてならないです…。とりあえず子どもへの予算増やしましょ。

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