哲学

AI時代の「哲学」―哲学は人工知能から何を学ぶか|谷川嘉浩×三宅陽一郎×宇野常寛

〈目次〉
00:00 オープニング
06:06 AIがもたらした哲学研究の変容
34:43 主体性を持つAIとの共生
48:22 AI時代の哲学の役割とは
1:10:10 エンディング

〈概要〉
生成AIの発展によって、知ること・言葉を扱うことは、かつてない速度で変化しています。
人間の思考を部分的に再現する技術の前で、哲学はあらためて「知性とは何か」を問わざるをえません。

今回は、『スマホ時代の哲学』の著者であり、哲学を起点にメディア・社会・デザインを横断的に探究する谷川嘉浩氏と、
ゲームAI研究の第一人者として、人と人工知能の関係を研究する三宅陽一郎氏をゲストに迎えます。

対談では、AIによって変わりつつある知のあり方や、主体性をもつエージェントとの共生、
そして「ニューラルネット時代」における哲学の新たな役割を議論。
評論家・宇野常寛氏を聞き手に、哲学と人工知能のあいだで、新たな知の可能性を探ります。

〈出演者〉
谷川 嘉浩|哲学者
1990年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、大阪経済法科大学非常勤講師、京都市立芸術大学特任講師などを経て、現在、同大学美術学部デザイン科講師。著書に、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『スマホ時代の哲学:失われた孤独をめぐる冒険』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

三宅陽一郎|ゲームAI開発者・研究者
1975年兵庫県生まれ。出身京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程を経て博士(工学、東京大学)。2004 年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。著書に『人工知能の作り方』『ゲーム AI 技術入門』『戦略ゲーム AI 解体新書』『人工知能が「生命」になるとき』など多数。

宇野 常寛|評論家
1978年生まれ。批評誌『PLANETS』『モノノメ』編集長。明治大学特別招聘教授。ニュース番組や討論番組など様々なメディアに出演。著書に『ゼロ年代の想像力』『リトル・ピープルの時代』『日本文化の論点』『遅いインターネット』『チーム・オルタナティブの冒険』『庭の話』『ラーメンと瞑想』など。

〈関連書籍〉
『スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
谷川 嘉浩(著)
https://books.rakuten.co.jp/rb/18174542/

『人工知能が「生命」になるとき』 (PLANETS/第二次惑星開発委員会)
三宅 陽一郎 (著)
https://books.rakuten.co.jp/rb/17480625/

『ラーメンと瞑想』(ホーム社)
宇野 常寛(著)
https://books.rakuten.co.jp/rb/18272719

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